ポーランド随一の恐怖小説作家、ステファン・グラビンスキ短編集邦訳第四弾。
今作のテーマは「エロス」。暗闇から女性が手招きする様か、あの世からの誘いか、不気味な手を、レオナルド・ダ・ヴィンチのドローイングを装画に使用しています。
合紙でのスリーブ装で、内側は体内(胎内)を思わせる緋色に。
本扉は不気味なタイポグラフィをうすピンク色の襞のような質感の用紙に。
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死と官能が纏繞するポーランドの奇譚12篇――
生誕130年を迎え、中欧幻想文学を代表する作家として近年大きく評価が高まっているステファン・グラビンスキ。ポーランド随一の狂気的恐怖小説作家による単行本『不気味な物語』(1922)『情熱』(1930)の中から、本邦初訳の11篇と代表作の鮮やかな新訳1篇を収録する、傑作短篇集。
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